〜わたしらしく生きるママの学びイベント〜 Power Women Fes! に代表栗林真由美が登壇、MIRAISブース出展しました!

ママの「社会に貢献したい」想いをカタチにする、起業・フリーランスママの全国ネットワーク『PowerWomen』が開催した、わたしらしく働きたいママを応援するイベントに、代表栗林がSpecialトークに登壇、MIRAISブース出展を通して「有意義な育休を過ごし、人生を豊かに」という観点からママ達を応援してまいりました。真冬とは思えないほど熱気ある内容をご報告します!

【開催概要】

日程:2019年12月12日(木)10:00〜15:00

会場:fabbit Global Gateway “Otemachi”

イベントページ:https://tomoe.life/25141


12月とは思えないほど暖かかったこの日、大手町にあるコワーキングスペースでは、朝から外よりさらに熱気あふれるママ達が集まっていました。おひるねアート、お仕事相談、くつえらび勉強会などブースが並ぶ中、奥のゆったりとしたソファー席の近くにMIRAISのブースはありました。準備をしていると周りの出展者の方々も「MIRAIS?どんな内容?」と立ち寄ってくださりました。話をしていくうちに「一緒にママ達を応援する企画したいですね!」と盛り上がりました♪♪

来場者の皆様もたくさん立ち寄ってくださりました。この日に合わせて作ったMIRAISチラシ、ノベルティのしおりを見ていただきながら説明していると「面白そう!」「今から入れますか?」「自分が育休中の時にあってほしかった!残念!!」など共感をいただく声が多数ありました。中には「これから産育休に入るのでチェックします」という嬉しい声も!!

ほとんどの方がここで初めてMIRAISを知ったようですが、数名すでに御存知の方もいらっしゃいました♪♪MIRAISが広まっていることを実感してとても嬉しかったです!

これを見ればMIRAISがわかる!!チラシとしおりはみんなの声を反映させながら作成。
デザインも得意なメンバー2人が担当!


また、MIRAIS3期メンバーもたくさん訪れ、ブースを賑やかにしてくれました。ほんの2ヶ月前まで知らなかったメンバーとも、すぐ打ち解けられるのが、MIRAISの素敵なところです。


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さて14時10分、Specialステージトークでは代表の栗林が「”なんとなく育休”をなくしたい!私らしく働く育休の過ごし方」というテーマで登壇をしました。

MCの日本ママ起業家大学の近藤洋子さんとの対談形式で、MIRAIS発足時のエピソードを含め想いを伝えました。

近藤さん:私も日本ママ企業家大学という企業のためのスクールをやっているのですが、最近は育休中にいらっしゃる方が増えていて、産育休期間でも何とかものにするというような意気込みを感じたり、そういった方が増えているという印象があります。全体としても育休をどう過ごすかというモチベーションがあるのでしょうか?

栗林:そうですね。私は2人子どもがいますが、1人目の育休時と比べて今はアクティブに育休期間を過ごしたいというママ人が増えている一方、企業側は依然として産育休者を「休業者」として扱ってしまう為、アクティブに過ごしたいと思ってもどう過ごしていいかわからないという人が多いのが今のリアルな現状だと感じています。

近藤さん:そうですよね、子どもが産まれて何となく育児サークルには参加したけれど、でもどうなんだろう…という感じですよね。そんな中立ち上げられたのがMIRAISというコミュ二ティだと思いますが、実際にどんな活動をされているか教えてください。

栗林:今回のイベントのテーマでもある「自分らしく」というのは、まさにMIRAISのコンセプトでもあり、育休中をただ「なんとなく」過ごすのではなく、自分らしいテーマを掲げて過ごすことをモットーにしていています。テーマ設定という部分で抵抗感を感じることもあるかもしれませんが、設定するテーマはキャリアでも子育てでも、パートナーシップでも何でもOK。自分が本当にやりたいことを育休中にやるというのがミッションであり、それを応援しあう土台、プラットホームをMIRAISが提供しています。

近藤さん:ここ数年で「自分らしく」というのがキーワードになっているかと思いますが、実際にやりたいことをやってみようという時に、本当にできるのかな、何がやりたいことなんだろう、と足踏みしてしまう女性も少なくないのかなと思いますが、そのあたりはいかがでしょうか。

栗林:どうしても1人だと孤独を感じてしまったり、本当にやりたいことに向き合えなかったり、本当にやりたいことがあっても、1人だとできないのではないかと結局落ち込んでしまうこともあると思うんですよね。でもそれは1人だから何もできないだけで、そこに仲間がいたり、応援し合えるプラットホームに入ってしまえば、「やれるのかな」という気持ちになってくるんですよね。MIRAISというコミュニティ、メンバーはそれが当たり前の環境で、やりたいことがあったら「それすごくいいね!やっちゃいなよ!」と応援してくれる仲間がいる、そんなプラットホームなので皆自然とやりたいことをやっちゃうんですよね。

近藤さん:もともとそれはポテンシャルの高いメンバーが集まっているのですか?

栗林:ポテンシャルはあまり関係ないと思っています、メンバーに共通しているのは「本当に有意義な育休を過ごしたい」というただその想いだけで、ポテンシャルの高い低いは関係ないと思っています。


近藤さん:実際栗林さん自身はどれだけ有意義な育休期間を過ごしてきたのかとても気になるのですが、どのように過ごされてきたのでしょうか?

栗林:私は1人目の産育休前に、これでもうキャリアは終わりなんだなと思っていました。会社の先輩を見ていても、あんなに大活躍をしていたのに産育休から復帰後は目立たないように控えめになってしまった姿を見ていたので、私もそうなるのかなと暗い気持ちでした。ただ実際に子どもを産んでみて「こんなにかわいい応援団が身近にいるのに、なんで諦めなくてはいけないのか」という解せない気持ちがあったんです。

そういった想いから実験を兼ねて、自分の育休中に「子どもがいてもおもいっきり働ける準備期間」にしようと考えて、ママボノのプロジェクトリーダーや育休プチMBAの立ち上げに携わったりして、とにかく「子どもがいてもおもいっきり働ける準備期間」というテーマに合ったものをやってきました。

近藤さん:1人目の時はとにかく色々なことをインプットして過ごされていたんですね。その後2人目の産育休取得時はどうだったのでしょうか。

栗林:2人目の産育休時に入った際どう過ごそうかと考えたときに、何となく自分で正解は分かっていたんですよね。1人目の時と同じような過ごし方をすれば有意義に過ごせるなというのは分かっていたんですけど、それって本当に自分がやりたいことなのかなと、「正解」に当てはめようとしている自分に気付いたんですよね。それって本当にやりたいことではないなと思ったことと、2人目の産育休取得時にまわりにはアクティブな産育休者が増えている一方で、まだまだどう過ごしたらいいかわからないという人が多い現状を見て、そろそろその状況を変えないとまずいなと思って、どういう風に変えたら良いのかというのを悶々と考えて出した結論が、プラットホームを提供しようということでした。産育休中に何となく過ごしてしまうのは、それまで会社から与えられていた「役割」「機会」「仲間」がある日ぷっつり切れてしまうことが原因、それならその3つをふんだんに提供する場所があれば、現状を変えることができるのではないかと思い、ドキドキしながらコミュニティを作りました。

近藤さん:コミュニティ発足時はどのように発信し、どういったメンバーが集まってきたのですか

栗林:忘れもしない2018年8月31日、自分のフェイスブックで最初の発信をしました。実際投稿して反応がなかったらどうしよう、やっぱりやめようかと何度も思ったんですが、その時ニュースで言われていた「平成最後の夏」に煽られたような気がして(笑)、投稿をしたらものすごい数のシェアがされたんですね。一番多かった反応は「私も産育休時にこんなコミュニティがあったら入りたかった」「そんなコミュニティに入れていたらその後の人生が変わっていたかもしれない」という、育休取得後に職場復帰している方からのコメントでした。結果1期としては50名以上のメンバーが集まって活動をスタートしました。

近藤さん:栗林さんの現体験と皆の原体験がイコールだったということですね。実際にその方たちはどの様に育休中に変化されていったのでしょうか。

栗林:1期のメンバーはフェイスブックの投稿をきっかけに集まってきてくれたんですが、代表の私のことも全く知らない状況なので、最初は怪しいじゃないかと思われていたんですが(笑)オンラインツールを活用し1人1人と向き合って話をし、それぞれの育休中のテーマを設定していきました。それまでの育休期間を何となく過ごしていたメンバーがテーマを決めて走り出したことで、「表情」「発言内容」「行動」すべてが急激に変わっていったんですよね。

近藤さん:その方たちは今どのように過ごされているのでしょうか?

栗林:1期のメンバーは約9割が職場復帰をしています。日々もがきながらも自分らしい選択をして仕事に励んだり、新しいことに取り組んだりと、「本当に自分が生きたかった人生」をこのMIRAISというコミュニティをきっかけに歩んでいると思います。

近藤さん:MIRAIS(ミライズ)というのは「未来」なんですね

栗林:そうなんです。よく「子どもは未来だ」というと思うんです、それはもちろんですが私たち母親自身も「未来」、親子で「未来」という意味もあるし、コミュニティメンバー1人1人が可能性の塊であり「未来」なのでMIRAISというのは色々な意味を込めてつけました。

近藤さん:現在は育休を終えられている方もいるかと思うのですが、そういった方がその後も「自分らしく」という想いをキープするためにはどのような機会があれば良いと考えていますか?

栗林:活動期間は半年間だとしても、育休中をともに過ごしたメンバーはその後の一生の仲間として繋がっていけるんですよね。自分が本当にやりたいことをシェアして毎月振り返りをするという機会は中々ないと思いますし、それをやった仲間は育休という特別な期間ということもあり、本当に記憶に残りますし、仲間がいるからこそ復職後に辛さや苦しさを感じることがあっても、あの仲間達もどこかで頑張っていると思えると不思議と頑張ちゃうんですよね。ともに過ごし、頑張った仲間がいる限りは、その後も「自分らしく過ごす」というのができる環境にあるのかなと考えています。

近藤さん:確かに今の令和の時代、何だか照れくさい部分もありますが、まさに「同じ釜の飯を食う」じゃないですけど、そういった仲間に出会えるのは人生の中で岐路なんですね。

他にも何かお伝えしたいことはありますか?

栗林:そうですね、今この会場にも育休中の方がいらっしゃるかと思いますが、令和の時代だからこそ、自分らしく過ごすということに産育休期間中に着目するのはありかなと思っています。というのも、これまでがむしゃらに頑張ってきた方は自分で自分のことを意外とわかっていないことってあると思うんです。働いていると、自分は何がしたいかを考える機会は中々取れないため、産育休中に自分がどういった人生を歩みたいか、を考えることはきっと良い機会になるのではないかなと思います。

近藤さん:(テーマ発表をしている写真を見ながら)本当に様々なテーマがあるんですね。こうして言語化することで動いていくということでしょうか。

栗林:そうなんです。テーマについては私とも話をしますが、全て自分で決めているんです。メンバー間でシェアすることで、応援の声や情報が次々に集まり、自然と頑張れる状況ができるんです。

近藤さん:「自分らしく」というのは女性の特徴なんですかね、男性が自分らしくというのは中々聞かない気がしますが…

栗林:実は男性も本当はそういうことをしたいと思っている人はいると思うんです。家庭内で自分らしく生きるというのを女性自身が始めて発信をすることで、パートナーや子どもにも想いは間違いなく伝わっていきますし、良い影響を与えられると思っています。

近藤さん:最後に2020年のビジョンを教えてください。

栗林:まだまだMIRAISの参加者は150人ほどなので、日本の産育休者が数十万人と考えると、そのうちの150人しかいないので、まだまだ自分たちの影響力は及んでいない、まだまだだなと思うこともあります。ですが私自身の人生のテーマは「諦めない女性を増やす」ことなので、MIRAISというコミュニティに参加に関わらず、私たちの活動を見て自分らしく生きること、その後の人生に良い影響を与えられるような、そんなコミュニティでありたいと思っていますし、MIRAISから育休の概念を変えていきたいと思っています。


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今回のPowerWomenFes!2020の出展・代表栗林の登壇にあたっては、広報チームがメディア向けにプレスリリースを作成し広報活動を行いました。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000047003.html

実際に子育て関連サイトに情報掲載されたことや、複数のメディア関係者の方からのお問い合わせもあり、“なんとなく育休をなくしたい”とアクティブに育休を過ごしているMIRAISメンバーの活動に、世間からの関心も高い様子を伺うことができました。

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代表栗林の登壇をご清聴ありがとうございました!

また、MIRAISブースにお越しいただいた皆様ありがとうございました!!