【活動レポート】前田鎌利講師による「念い(おもい)が伝わる!相手を揺さぶる!プレゼンセミナー」

 9月15日、MIRAIS内で「念い(おもい)が伝わる!相手を揺さぶる!プレゼンセミナー」をオンライン開催しました。

 多くのMIRAISメンバーからの声とイベント主催チームの想いがマッチし実現した今回のイベント。「自分の思考が相手により深く伝わり、相手を動かすようなプレゼンをしたい!」という強い要望に応え、「職場でも家庭内でもすぐ使えるスキル」を身に着けられるように企画しました。

 講師はソフトバンク孫正義社長が認めたプレゼンテーションクリエーター兼書家の前田鎌利講師。当日の様子をレポートします。読んでくださる皆さんに“念い”が伝わりますように。

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講師

〇前田鎌利 講師

・プレゼンテーションクリエイター

・書家

・株式会社 固 代表取締役(https://katamari.co.jp/corp/)

・一般社団法人 継未 代表理事(https://tugumi.or.jp/)

・一般社団法人 プレゼンテーション協会 代表理事(https://presen.or.jp/)

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 当日は、約50名のメンバーが参加。オンライン会場がオープンした直後から、講師への熱い念いと緊張感でいつもより静かなMIRAISメンバーでしたが、講師の落ち着いた優しい声に、メンバー一同顔の強張りもとれ、柔らかい雰囲気でイベントがスタートしました。

 今回のテーマは「念いを伝える」。鎌利講師は、書家及びプレゼンテーションクリエイターとして「念いを伝える」仕事をしていらっしゃいます。

 鎌利講師の考える「伝える」とは

「あなたの念いを込めて

 あなたの表現方法で

 時間をかけて

 届けること」

 表現方法は人それぞれで、プレゼンはそんな表現方法のひとつ。プレゼンをビジネスシーンで使うテクニックのみならず、「念いを伝える」ツールのひとつとして、プレゼンで念いが伝わるメカニズムや、それを実現するためのポイントをご説明いただきました。

 また、自己紹介も念いを伝えるプレゼンのひとつ。自身に関するたくさんの情報を話しても頭に残らず、お互いにもったいない時間になることも多々あります。セミナーでは自己紹介のポイントを教わり、グループワークで実践をしました。一生のうちに何度も行う自己紹介、相手にとって も自分事と捉えてもらい、興味をもって覚えてもらうことが大事、と鎌利講師はおっしゃっていました。

 

 さらに、プレゼンで伝えるためには自分と向き合う必要がある、という目から鱗の話もありました。「自分がワクワクしていれば、相手に伝わり相手もワクワクする。自分は何にワクワクするのか、本当にやりたいことなのか、しっかり考える必要がある。」「これからは個の時代。『この人と仕事をしたい』と感じてもらうために、自分を高め自分を伝える必要がある。そのためには日々自分と向き合い、自分事を大事にすること。」

 鎌利講師から私たちへの問いかけ。

「今、一番伝えたい人は誰ですか?」

「今、一番伝えたいことはなんですか?」

鎌利講師は日々自分にこの問いかけをしているとのこと。一同、この質問にはっとしたかもしれません。「夫に愛してると伝えたい」という回答もあり、鎌利講師もいいですねとにこやかにおっしゃっていました。伝えたい相手や伝えたいことは、明確なようで、実は曖昧だったのかもしれない、そう感じた瞬間でした。

 最後に質疑応答に時間をたっぷりといただき、MIRAISメンバーの気になることに全てお答えいただきました。いずれの話も興味深く、2時間があっという間に感じるほど、濃厚で充実したセミナーでした。鎌利講師の念いが心に響き、「『念いを伝える』とはこういうことか!」と肌で感じることができた貴重なセミナーでした。

 セミナー終了後アンケートでは回答者の100%が「満足した」と回答しました。寄せられた感想の一部を紹介します。

「伝えるとは、プレゼンとは、そのための資料とは、ということをすごく考えるきっかけになりました。今までのプレゼンって念いが足りなかったなぁ、全然考えてなかったなぁ…と反省しています。」

「聞きたかった『伝え方のポイント』が学べた。」

「はじめて「プレゼン資料作りたい…」という気持ちになった。」

今後もイベントチーム(※)では、メンバーの学びにつながるイベントを企画していきます。

※イベントチーム:MIRAISコミュニティ主催及びゲストをお招きしての対内外イベントを企画・運営するチームです。