【活動レポート】家族を最高のチームにする!夫婦会議のすすめ

9月10日、子育て夫婦のパートナーシップを育む「夫婦会議®︎」 ※のツールやサービスを展開する、Logista株式会社の長廣夫妻をゲストに迎え、オンラインコラボイベントを実施しました。

 仕事も子育ても、人によってはさらにそれ以外の活動も…生き生きと生きていくためには、自分だけ頑張っていてもいつか限界が来ます。子育て中の家族が生き生きと暮らすためには、家族が1つのチームである必要があるのではないかと考え、本イベントを企画・実施しました。当日はMIRAIS内外から約70名が参加しました。

※ Logista株式会社の登録商標

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ゲスト

Logista株式会社

共同代表 長廣 百合子さん(妻)

共同代表 長廣 遥さん(夫)

https://www.logista.jp/about-us/

わが子により良い家庭環境を創り出していける夫婦で溢れる社会に向け、子育て期夫婦のパートナーシップを応援する『夫婦会議®』を、家庭・職場・地域を通じて提供している。


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 イベントでは、まず『夫婦会議』の重要性についてお話いただき、参加者からの事前質問に対しても、ゲストの長廣夫妻の体験談を交えながら、一問一問丁寧に解決のヒントやアドバイスをいただきました。

 『夫婦会議』は、人生を共に創ると決めたパートナーと、より良い未来に向けて対話を重ね行動を決める場。

自分一人の意見を通すため、相手を変えるために行うものではなく、“わたしたち”で答えを創るためのものです。闇雲に話し合うのではなく、夫婦を世帯の共同経営者に見立てた「世帯経営」という考え方で対話することが必要とのことでした。


 また、夫婦間は何気ないお喋りの「会話」も必要ですが、夫婦会議では価値観の違いを尊重し、互いに納得のいく結論を導きだしていく「対話」を意識する重要性についても語られました。「賛同できない価値観を尊重しないといけないときもある。『伝える』『聴く』『問う』ことのバランスが大事。お互いの言動の背景や理由が見えてくるようなやり取りが大切」 

 そんな『夫婦会議』を行うには、時間と場所を設定し、また、リラックスして話ができる「環境づくり」をすることも勧められていました。

 さらに今回のイベントでは、MIRAISメンバーの女性目線のみならず、夫側からの意見を聞くことで視野を広げることもできました。

「夫婦・家族を大切にしたい気持ちは夫も一緒。でも、気持ちは言葉にしないと伝わらないし、“新たな夫婦の協力体制”を築いていく上で『対話』が必要です。今日あったこととか、まず何気ない会話を大切にして、そこから、『対話』へのチャンスをつかみましょう。」


 最後に、夫の遥さんより、「時間が無くて夫婦会議ができない…という人は、夫婦で話し合うことが大事という認識をお互いにまず握り合ってほしい。限られた時間の中で優先順位を上げることが大切」妻の百合子さんより「親が思っている以上に、子どもは親のことを夫婦関係含めてよく見ている。うまくいかないことも良いことも含め、ありのままの姿を見せることを怖がらず挑戦してほしい。夫婦で協力することが自分達のみならず、家族全体の明るい未来につながっていく」とメッセージをいただきました。


 事後アンケートでは、92.7%の回答者が「この講座を自分のなりたい家族像を実現するためのきっかけにしたい」と回答しました。参加者からは「夫婦の対話の大切さを思い出す大事な時間になりました」「実体験をもとにお話ししてくださったことで親近感がわいた。コミニュケーションの積み重ねで、未来は良い方向に変わると確信が持てた。」など、前向きな感想が多数寄せられました。