インタビュー08.「ごきげんママとして、ワクワクする未来をきりひらく」

金融業 まりこさん(30代)

MIRAIS:2期所属(2019年5月~2019年9月)※第2子育休中

子供:5歳娘、2歳息子


1.育休コミュニティ「MIRAIS」に出会ったきっかけ、入ろうと決めた理由を教えてください。

MIRAISに出会ったのは第2子育休中でした。現在は公私ともに楽しく充実した毎日を送っている私ですが、第1子育休復職後は日々モヤモヤしていました。編集者というやりがいのある仕事でしたが、「かわいい子どもを預けてまで心から働きたい仕事なのか?」と。

「自分の命を使いたいと思える【使命】を見つけたい!」そう強く思っていました。

そのため第2子育休中は自分の人生の【使命】を見つけるべく、ボランティア活動や資格の勉強など多くのことに挑戦していました。そんな活動の中で、育休中のワーママ仲間達から「MIRAIS知ってる?」「まりこさん向いてそう!」と何度か声をかけていただきMIRAISの存在を知りました。

私のモットーは、「一期一会」。人と会うことが元気の源。様々な活動を通して、人との出会いが自分の人生をも変えると確信しています。素敵な仲間達から紹介されたコミュニティなら素敵な出会いがたくさん待っているに違いない!MIRAISをすぐに調べたところ、「楽しそう!」と自分のワクワクセンサーが反応したので直感を信じて参加することに決めました。


2.育休テーマと、そのテーマに決めた背景を教えてください。

テーマ:『ごきげんママとして、ワクワクする未来をきりひらく』


私の育休の最終ゴールは、自分の人生の「使命」を見つけること。その目標のために、育休テーマを逆算して考えました。

限られた育休期間なので、ママとして子ども達としっかり向き合って家族との時間を大切にしたい。それだけではなく、「私らしさ」も大切にしたい。「ママ」の自分も「ありのままの自分」も楽しみたい。

私にとって、家族が何より1番大切!私が毎日「ごきげんママ」として過ごすことが、家族や周囲のハッピーにつながるはず。

あらゆる場面において、自分が「ごきげん」でいられる選択をして、納得しながら笑顔で毎日を積み重ねていきたい。

その結果として、かわいい子ども達を預けてまで心から働きたいと思える「自分らしいキャリアは何か」も見極めることができると考えました。

私は「やらなくてはいけないこと」ではなく、「好きなこと・ワクワクすること」をやりたい。

→そのためには、自分の気持ちに素直に行動したい。

私がワクワクすることは、「多くの人と出会い、想いを共有し、未来について前向きに考えること」「興味があることに積極的にチャレンジすること」「行きたいところに行くこと」。

一方で、モヤモヤすることは「やりたいことを先送りにしてしまっていること」「問題に向き合わないこと」。

このように自分と対話をして深く自己分析をしながら育休テーマを決めました。テーマを真剣に考え、自分の気持ちを言語化することによって「モヤモヤ」が「ワクワク」へと変化。前向きなエネルギーがどんどん沸いてきました。


3.テーマ達成に向けてどのような育休を過ごしていたか教えてください。

まずは「人生を整えたい」という想いから整理収納アドバイザー1級の資格を取得し、徹底的に環境と思考を整えました。

その後ひたすら自身と対話することで自己理解を深め→ストレングスファインダー®で自分の強みを客観的に把握し→コーチングを受け→自分の目指す方向性を明らかにしていきました。

ひたすら行動を重ねることで、「誰かの人生を前向きにするお手伝いがしたい。特に、子育て世代、育児と仕事の両立を頑張るママ・パパたちを笑顔にしたい」という自分の思いに気づきました。「女性支援」「子育て支援」「ワーママ支援」という自分が大切にしたい軸を見つけることができました。

それからは、自分が大切にしたい方向性に向かってやりたいと思ったことは全てチャレンジしました。

MIRAISのイベントにも積極的に参加し、多くの人達と日々出会い、語り合うことで自分の世界をどんどん広げていきました。

MIRAISで出会った人達は、みんな前向きでエネルギッシュな人達ばかりなので会うといつも元気をもらえました。新しいことに挑戦するときは勇気がいりますが、仲間達からの応援のおかげで新たな一歩を踏みだすこともできました。


4.MIRAISに入ってどのような変化があったか、また、復帰後に活かされていることがあれば教えてください。

MIRAISに入って、「まずは、やってみよう!」と新たなことにチャレンジできるようになりました。

「MIRAISは練習場」という考え方があり、自分がやりたいことに挑戦するチャンスがたくさんあります。

私の将来の夢の1つに「講座を開催して多くの人の人生を前向きにするお手伝いがしたい」という想いがあったのですが、やや完璧主義の傾向がある私は「講座を開催するには勉強して何か資格をとってからやらなくてはいけない」と感じていました。

しかし、自分の今までの経験や想いを共有するなかで「まりちゃんの話を聞いてみたい!」というあたたかい声をいくつもいただきました。

勇気を出して「ワクワクする未来をきりひらく人生計画講座」を企画したところ、多くのメンバーが参加して喜んでくれました。

嬉しい感想もたくさんいただき、この経験が自信にも繋がりました。

実は復帰して年度末まで働ききったあと、新年度から転職しました。

育休中にご縁をいただき、新たな道へ挑戦することにしました。教育業界から金融業界という全く異なる業種・職種への転身。

業界は異なりますが「大切な人たちの人生設計のお手伝いをしたい」という信念は全く変わりません。転職のお話をいただいたときは、自分が今まで探していた最後のパズルの1ピース(=【使命】)を見つけた気がしました。

MIRAISのみんなと定期的に活動報告や近況報告をしたことで自分のやりたいことが明確になったので、MIRAISのみんなには感謝しかありません。転身した今は、色々な人から「まりちゃんイキイキしてて天職に転職だね!」と言ってもらえてありがたい限りです(笑)


5.MIRAISの活動で1番思い出に残っていること、良かったことは何ですか?

MIRAISに入って1番良かったことは、一生涯大切にしたいという仲間ができたことです。

職種も業種も異なるメンバーですが、「有意義な育休を過ごし、人生を豊かにしたい」という想いは一緒。そんな同じ志を持つメンバーと過ごす毎日はとても充実していました。

特に思い出に残っていることは、この3つです。

・イベントチームとして卒業パーティーの総監督をしたこと

・夢だった人生計画の講座を主催したこと

・編集長としてMIRAISの卒業文集を作成したこと

振り返るだけで胸に熱いものがこみあげてきます。それだけ私の人生において忘れられない思い出になりました。

どれも全て私1人ではできなかったこと。仲間がいたからこそ素晴らしいものができました。

育休中に、一緒に感動して涙する仲間ができるとはMIRAISに出会うまで想像もしていませんでした。

一緒に過ごしたメンバーとは、復帰した今でも連絡をとっていますし、みんなもそれぞれの環境で頑張っていると思うと心の支えになります。


6.今後の目標を教えてください。

一度きりの人生、1人ひとりが後悔なく前向きな人生を送ってほしいなと思っています。

私は4歳からの趣味が「人生計画」なのですが(笑)、そんな私が見つけた使命は「大切な人たちの人生設計のお手伝いをする」ということ。

今は毎日多くの人にお会いし、ご家庭やオンラインでライフプランのお話をさせていただいています。

「小さい子どもがいるから転職は無理」「自分がやりたいことがわからない」という声もいただきます。

幼い子どもがいる私が自分らしくイキイキと働いていたら、自分の子ども達はもちろん、多くの方に勇気や希望を与えることができるのではないかと思っています。

パラレルキャリアでは、未来思考プランナーとして前向きな人生を送るお手伝いをしています。

1人でも多くの人にワクワクする人生を送ってほしいなと思います。

そのためには、多くの人と出会いたい。講座もしたいし、本も出したい!夢は広がるばかりです(笑)

MIRAIS卒業生として、多くの人たちと人生について語り合いたいなと思います。

ごきげんママが増えることで、家族も世界もハッピーになるはず。

今後も家族を大切にし、人生を楽しみながら自分らしく頑張っていきたいです。


参考:

Molecule(マレキュール)HP : https://molecule.news/

まりこさんのライフプラン連載コラム:https://molecule.news/author/mariko-yokota/