【活動レポート】MIRAISのオンライン読書会、4期の活動を紹介します!

MIRAISでは、1期から毎月読書会を開催しています。

毎月の課題図書は図書委員が選定。

読書会当日は意見や感想、想いの共有などを行っています。

MIRAISは普段知り合えないような多種多様の人との出会いの場であり様々な考え方、価値観に触れるとてもいいチャンス。読書会の参加や読んだ本の感想をFacebookスレッドへの投稿でアウトプットすることで、自身の気づきを把握することが出来るだけでなく、それが他のメンバーの学びにもつながります。そうすることで全員が自分のVALUE(価値)を出せる場づくりを目指すことを目標に「アウトプット&ADD YOUR VALUE!」を4期のテーマとして活動を進めてきました。

今回は、その一部をご紹介します。


【4期の課題図書をご紹介!】

5月『ママのアンガーマネジメント 子育てのイライラスッキリ 8つのマジック』(長縄 史子、篠 真希、小尻 美奈/合同出版)

アンガーマネジメントとは「イライラと上手に付き合う」心理トレーニングです。親になり、子どもと向き合う中で、思考や感情に飲み込まれて、つい怒ってしまい後悔することも。

そこで、アンガーマネジメントを学び、状況に相応しい対応を選べるようになる、そのきっかけを作りたいと思い、この本を選びました。

6月『スタンフォード式 最高の睡眠』(西野精治/サンマーク出版)

テーマは「”私”の健康」。睡眠の本を選定しました。

ママたちは我が子の健康について日々誰よりも考えているのではないでしょうか。でも、子どもの成長や家族の幸せのためには、ママ自身が体も心も元気でいることが大事です。普段は後回しになりがちな自分の健康について悩みや取り組んでいること、今後やりたいことをみんなでシェアしました。

7月『アルケミスト』(パウロ・コエーリョ/KADOKAWA)

4期の折返しである7月は、小説・寓話に挑戦。

『アルケミスト』は、夢や生き方、なりたい自分の姿を追い求めるお話です。育休テーマに向き合って過ごすMIRAISだからこその選定でした。普段はビジネス書を中心に読んでいるメンバーからも、今の自分に必要なメッセージを受け取れた、との感想が。あとあとまで余韻が残る、充実した読書会となりました。

8月『スタンフォード式 人生デザイン講座』(ビル バーネット、デイヴ エヴァンス/早川書房)

テーマは「生き方の探求」。

7月の『アルケミスト』を受けて、具体的な人生プランをMIRAISメンバーと共同で作ることを目指しました。仕事復帰後、どんな大変な時期でも、自分の人生プランをちゃんと胸に持ち、優先順位を間違えることなくHAPPYな人生を送ることができる。そんな人生の軸づくりになればと思い、この本を選びました。

9月 ABD読書会

他者と働く―「わかりあえなさ」から始める組織論』(宇田川 元一/NewsPicksパブリッシング)

反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』(草薙龍瞬/KADOKAWA)

9月のテーマは「他者とのかかわり方」。

育休中に自分と向き合っていても、いざ復帰するとこれまで以上に人間関係の壁にぶつかることが多いのではないかと思い、2冊の本を課題図書としました。

1冊目は、『他者と働く』です。復職を目前に控えたメンバーもいる中で、組織の中での人間関係に役立つヒントになればと思い、この本を選びました。

2冊目は、”個人として世の中とどのように付き合っていくか”という、自分のあり方について考えたいと思い、『反応しない練習』をセレクト。自分の感情に振り回されたり、他人の言葉で気持ちが揺れ動いたり。そんな悩みから解放されて、より自分らしく人生を歩いていくためのヒントが詰まった本です。

今回は、より深く自分の価値観を見つめ直せるよう、Active Book Dialog(アクティブ・ブック・ダイアローグ®形式で実施しました。


【読書会の形式は?】

・MIRAISでの基本形式

それぞれ事前に課題図書を読んできてもらいます。そして当日はグループ分かれて感想をシェアしたり、気になった点を質問し合ったりすることで、新たな気づきを得ています。

未読での参加や、ラジオのように読書会の内容を聞く耳だけ参加も歓迎しているので、気軽な参加が可能です。

・ABD読書会

ABDとは「Active Book Dialog(アクティブ・ブック・ダイアローグ®)」と呼ばれる、事前に本を読まず当日その場で1冊の本を分担して読んでまとめ発表・共有し、気づきを深めるという形式の読書会です。子どもの様子を見ながら、オンラインでも参加しやすいようにMIRAISバージョンで行い、進行を工夫しました。

・ビブリオバトル

MIRAISメンバーがそれぞれおすすめ本を持ち寄り、一人5分間でプレゼンをした後、その本について質問し合う会をしました。発表時間が決められていることで短い時間で考えを伝える練習にもなりました。どのプレゼンも魅力的で読みたい本がどんどん増えていく会でした。

【育休中に、もっと本を読みたい方へ】

4期図書委員は「アウトプットをすることで、新たな自分と”出会う”きっかけを作ること」を目指してきました。そこで、毎月の読書会以外にも、おすすめ本をシェアする場(MIRAISの本棚)を作ったり、その他にも様々な本に関するイベントを企画してきました。

例えば、児童書『クレヨン王国の12か月』の読書会をしたり、読書好きなメンバーに話を聞くイベントを開催したり。おすすめ本を投稿してくれたメンバーを対象に、プレゼント抽選会も開催しました。どの企画も、本を目にする機会を増やし、”本を読んでみよう”という気持ちを後押しするものとなりました。

「育休中に読書をするきっかけがほしい」「本の感想を誰かとシェアして考えを深めてみたい」と思ったら、ぜひ、MIRAISへの参加をお待ちしています!


【1~3期の課題図書一覧】

読書会開催月 書名 / 著者名 / 出版社

(1期 2018年10月〜2019年3月)

10月 LEAN IN / シェリル・サンドバーグ / 日本経済新聞出版社

11月 このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法 / 北野唯我 / ダイヤモンド社

12月 いい親よりも大切なこと / 小竹めぐみ、小笠原舞 / 新潮社

1月 21世紀を生き抜く3+1の力 / 佐々木裕子 / ディスカヴァー・トゥエンティワン

2月 LIFE SHIFT / リンダ・グラットン / 東洋経済新報社

3月 育児は仕事の役に立つ / 浜屋裕子・中原淳 / 光文社

ABD2月 FACT FULNESS / ハンス・ロスリング / 日経BP

ABD3月 ティール組織 / フレデリック・ラルー / 英治出版

(2期 2019年4月~2019年9月)

4月 自分のために生きる勇気 / 白木夏子 / ダイヤモンド社

5月 ちゃんと泣ける子に育てよう / 大河原美以 / 河出書房新社

6月 嫌われる勇気 / 岸見一郎、古賀史健 / ダイヤモンド社

7月 女ぎらい / 上野千鶴子 / 朝日新聞出版

8月 「原因」と「結果」の法則 / ジェームズ・アレン / サンマーク出版

9月 MISSION / 岩田松雄 / アスコム

(3期 2019年10月~2020年3月)

10月 幸せになる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教えII / 岸見 一郎 , 古賀 史健 / ダイヤモンド

11月 FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣 / ハンス・ロスリング / 日経BP

12月 「クリスマス絵本」をテーマに絵本の紹介

1月 お母さん! 学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ! / のじま なみ / 辰巳出版

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー / ブレイディ みかこ / 新潮社  

2月 0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書 / 落合 陽一 / 小学館

3月 子どもは40000回質問する~あなたの人生を創る「好奇心」の驚くべき力~ / イアン・レズリー / 光文社 )