インタビュー01. 会社でも!地域でも!身近なところを面白く! 「私らしいライフワークスタイルを始めてみる」

不動産業 かおるんさん(30代)

子供:1歳息子


1. 育休コミュニティ「MIRAIS」に出会ったきっかけ、入ろうと決めた理由を教えてください。

ただ子育てだけをするのが育休、と疑いもなく思って過ごしていました。初めての子育てだったのでよりそう感じていたのかもしれません。もちろんそれは大切な任務。家事に赤ちゃんのお世話に遊びにママ友などとの時間。でも、それだけで過ごす時間に途中から行き詰まっていました。特に日々話す言葉のボキャブラリーが乏しくなっていることには大きく不安を感じていて、繁忙期直前に復帰するつもりでいたのでそのことも余計に不安を増長させていました。ただどうすればいいのか皆目見当もつかず、ただ何かが足りない…何かが不安。まさになんとなく育休の時間…。そんな中、Facebookでシェアされてきた一つの投稿をみて心が動き飛び込みました。「なんとなく育休をなくしたい」というこのワードは自分の行動を触発したなと思っています。


2.テーマと、そのテーマに決めた背景を教えてください。

テーマは会社でも!地域でも!身近なところを面白く!「私らしいライフワークスタイルを始めてみる」です。もともと普段の仕事以外にも、パラレルワークとして地域コミュニティの運営活動やメディアのライターなどをしていたのですが、コミュニティ活動に関する足を延ばしたいところや会いたい人に会うということがなかなか難しい状況です。 今の仕事を続けながらも、「将来的に自分の住んでいる街を面白くしたい、楽しく感じたい」「暮らす街での時間を、子供と共に密接に感じたい」と思っていて、そのためにも「職住近接」が望ましいなあ、地域でも仕事をしたいなあという想いがありました。テーマ設定をするにあたり、「育休中には育児しかしないもの」と思っていた自分の概念がコミュニティに入ってガラッと変わり「有意義に自分が過ごせる時間」という考え方にシフトしたことで、そっか地域の会いたい人や足を延ばしたい場所への(特に子供との親和性のある場所や人も多いので)コンタクトする時間にしてもいいんだなって思えるようになり、これはチャンスだとこのテーマを掲げました。

3.テーマ達成に向けてどのような育休を過ごしていたか教えてください。

コミュニティでの活動が始まって私が復職するまでは残り2ヶ月間。限られた時間でしたのでやることを以下のように明確にしました。

・復職の準備(思考面)

・復職の準備(生活面)

・平日普段会えない地域活動の場所、人へのアポイント

まず復職の準備(思考面)として10月から2ヶ月間、ママだけに特化したチーム制プロボノプロジェクト「ママボノ」に参加しNPO法人の支援活動をしました(プロボノは、職業で知り得たスキルを活かしたボランティア活動のこと)。実はこのようなプロジェクトがあったのを知ったのもMIRAISのおかげ。また、同じプロボノチームにMIRAISのメンバーがもう一人在籍していたので精神的にもとても支えられました。リアルでの打ち合わせや訪問は、もちろん赤ちゃんと一緒。ミーティングや資料作りなどはすべてオンラインを中心として行いました。初対面の人達と連携をとりながら、限られた時間で、ツールを駆使して、短期間で成果を出す。という、なんともハードルの高いミッションに見えましたが、1人じゃないから成し遂げられ、知恵を駆使すればこんなにも仕事の可能性を豊かに広げられるんだなと驚きの連続でした。復職直前のこうした刺激のおかげで、仕事に復帰した今、スタートから意外と思考が動いていることを実感できています。

また不測の事態など様々なシチュエーションを体験できたことは、復職前の練習になりました。まさに今病気のシーズンでてんやわんやしていますが(執筆時2019年2月)慌てずに過ごせているのもママボノ のおかげと思っています。

そして生活面の復職準備として、MIRAISの「両立サポート座談会」に参加したことが大きかったです。仕事復帰前の1ヶ月間は、大人も子供も1日のタイムスケジュールを復帰後のスケジュールとほぼ同じように生活していました。私は初めての復帰だったので、どこまでが現実的なスケジュールなのか、どこまでが理想のようにちょっと無理をしているスケジュールなのかすらもイメージがつきにくい状態でした。それをまずスケジュールを書き出してみて、座談会の参加者や両立サポーターからアドバイスをもらいながら、より実現できそうなスケジュールに組み直し、試行錯誤を繰り返す1ヶ月を過ごしました。その効果もあり、復帰後にはスムーズに毎日を過ごせています。

さらに、平日普段会えない地域活動の場所、人へのアポイントという面では、まず今までやっていたライターとしてのパラレルワークをもう少し形をしっかりさせたい、中身を明確化したいということと、地域での仲間と繋がりたいなという思いから市の創業スクールに10月から2ヶ月間通いました。毎週3時間にわたり、仲間とどっぷり学ぶことができるのは今だけしかできない貴重な時間だったなと感じただけではなく、すぐ近くに住むいわゆる近所の児童館とかで知り合ったママ友とは違うけれど、ゆるく繋がれる友人、仲間、知り合いを作れたことはこれからの自分のライフステージの中でもとても有意義なものになりそうです。

MIRAISに参加する前から「育休中は今までの生活では出会えない環境や人との出会いを楽しみたいな」という思いを持っていました。私の育休はバリバリ自己研鑽するというより、足を運んで多くの人との出会いを楽しむことだったように感じます。「頭で考えて鍛える」というよりは「体と心で感じる」とでも言いましょうか。


4.MIRAISに入ってどのような変化があったか教えてください。

ただ漫然と行動するのではなく、色々な知見や経験、情報を踏まえて自分はどう思うのか、どう行動していこうかと常に考えるようになったことは大きな変化だと感じています。こうしたことって仕事中には仕事しながら考えるものですが、日常生活についてはなんとなくの体が覚えたリズムで動いていて、しっかりと考えを落とし込むことってあまりしてなかったなと思っています。特に仕事復帰までの親子の準備は初めて経験することで、丸腰で復帰に臨んでいたら多分日々は本当に大変なことになっていたと思っています。この「アクションの前にしっかりと整理し準備する」というクセづけができていたことで思ったよりもスムーズな仕事復帰を果たすことができました。周囲からも復帰したばかりとは思えないという言葉をもらえたことは嬉しかったです。 これからはより「時間」との勝負になるので、考えて取捨選択することが問われるし、自分自身の本当の欲望が研ぎ澄まされて身軽になれる自分が楽しみでもあります。  


5.MIRAISの活動で1番思い出に残っていることは何ですか?

とても活発で、活動にあふれているコミュニティで、もちろん全部に参加することができず、自分の興味のあること、好きなこと、限りある時間の中で実行し切れることに関わっていました。特に自分の中で楽しく、有意義だったのはやはり人とのコミュニケーションの時間です。一つにできなくてすみませんが(笑 それくらい楽しいから!)「テーマ進捗会」、「運営チームの活動」、「日々の雑談」この3つが印象的でした。多くの知見や情報、勉強、座談も有意義ですが、人と交流することでその人となりや考え方を知れ、言葉を交わす時間が何より楽しかったです。リアルだけでは絶対に出会えないくらいの人数と仲良くなれて、いろんな話をできて、「オンラインって改めてすごいな!」と実感できたのがある意味一番の思い出かも知れません。


6.今後の目標を教えてください。

仕事、生活、パラレルワークと軸の重心があちこちにブレながら仕事復帰後の自分の「快」はどこなのだろうと、まさに今日々身を委ねて揺らぎを感じながら過ごしています。目指しているのはどれも重心が崩れていないバランスよいフラットな日々。それが私にとっての自分らしさです。

育休コミュニティ「MIRAIS」

「なんとなく育休」をなくそう。 2018年9月より活動する、産・育休中メンバー主体のオンラインコミュニティ。 私たちと一緒に有意義な育休を過ごしませんか?