就活生対象イベント「働く未来のじぶんを描こう」を開催しました!

椙山女学園大学教育学部・山田真紀教授をゲストにお招きし、MIRAIS代表・栗林真由美とのトークイベント「働く未来のじぶんを描こう」を開催しました。


「やりたいことって何だろう?」「働くってどんな生活だろう?」

本イベントは、“社会に出て育休を過ごす今、将来に漠然とした不安を抱え就職活動をしていたあの頃の自分に伝えたいこと”をメインテーマとして企画されました。


教育者として大学生に接しながらご自身も3児の母である山田教授と、育休から2度復職し現在進行形でワークキャリアを築いている栗林。

時に迷い悩みながらも、自分の「やりたいこと」を大切に、自分軸を持って前に進む二人からのメッセージは、就活生はもちろん、MIRAISメンバーをはじめとした社会人にとって気付きと共感の多い内容でした。


🔶開催概要🔶

■開催日時

2022年3月9日(水) 12:00~13:00

■会場

オンライン(Zoom)

■参加人数

30名

■本イベントのゴール

1.先輩の姿からイメージを膨らませよう

2.自分軸を持とう

3.未来の自分の姿を想像しながら、就活ができる自分になろう

■内容

MIRAISメンバーが育休者の立場から「ワークキャリアの構築や、出産などライフイベントついて、就職する前に知っていればよかったと思うこと」をテーマとした、就活生対象の本イベント。


「『仕事に迷惑がかかるから』などの理由で、妊娠のタイミングを図ることはありますか?」「産休・育休中に焦りを感じることはありますか?」

など学生が疑問や不安に思うことに対して、栗林やMIRAISメンバーが自身の経験を含めて答えました。


山田教授からは、男女共に育休取得が義務化されている海外の事例を紹介しつつ、「日本でも男女共に育休期間を人生を豊かにする『サバティカル(使途に制限がない職務を離れた長期休暇)』と捉えて過ごすとよいのではないか」と提言がありました。


また、MIRAISメンバーからは「育休中にMIRAISに参加したことで、様々なメンバーに出会え自分自身を振り返ったり、足りていないことを学んだりすることができた」と育休が自分自身をアップデートする時間になったことを紹介しました。


「出産や産休・育休の取得は、人生やワークキャリアにおいてプラスになりましたか?」

という質問に対しては、栗林が「マイナスになるかプラスになるかは自分次第。子どもが応援してくれるからこそ、妥協せずに仕事に取り組む姿を子どもに見せたいと思うようになった。子どもとの時間は、子どもが生まれる前には想像がつかないくらい豊かな時間!」と回答。「子どもはかわいくて身近な最強の応援団!」という心あたたまる言葉に、就活生だけでなく復職を控えたMIRAISメンバーからも笑顔がこぼれました。


後半では、栗林が「自分軸を持って未来に進もう」をテーマに話しました。「自分軸とは『自分はどうしたいのか?』に答えられること。自分軸を見つけることで生きたい道を生きられる。軸は後から変わってもいいから、まずは仮で決めてみよう」というメッセージに対して、「自分軸はブレたらいけないものだと思っていたが、価値観の変化に応じてその時々で変わってもよいものだと学んだ」「どのように生きていきたいかイメージがつかずに過ごしていたが、自分に問いかけ整理しながら行動に移していきたい」と参加者から感想が寄せられました。


山田教授と栗林との対談では、二人の自分軸がどのように作られたのか、そしてライフイベントによって自分軸はどのように変化したのかについて、語っていただきました。


最後に、山田教授から「仕事と子育ての両立は、時間的には大変でも、精神的には楽になった。仕事のストレスは子どもに癒され、子育てのストレスは仕事で発散できるようになり、どちらも100点満点は取れなくても、『仕事60点+子育て60点=120点ですごい!』と自分に対して思えるようになった」とご自身の経験による前向きなメッセージをいただきました。また、栗林は「就職も子育ても、いい情報と悪い情報、『大変』という情報も『楽しい』という情報もある。両方の意見を知った上で、自分なりの解釈で選んで欲しい」と、情報に踊らされないことの大切さを訴えました。


本イベントを通して、育休をブランクと捉えず、自分自身をアップデートする時間として過ごす先輩の姿を知ってもらえたことは、就活生が「働くじぶん」をポジティブに描くヒントになったのではないでしょうか。

また、MIRAISメンバーを含む社会人の参加者にとっても、自分軸を持つ大切さを再認識すると共に、仕事と子育ての両立に前向きになれるきっかけとなったのではないかと思います。


■登壇者紹介


山田 真紀(やまだ まき)

椙山女学園大学教育学部教授。専門は教育社会学と特別活動論。大学では1年次必修の「女性とキャリア」の授業を担当。中3・小6・小4の3児を育てる親でもある。

最終学歴:東京大学大学院教育学研究科博士課程

研究テーマ:「特別活動」に関する研究 、教科外活動の国際比較研究(オーストラリア) 、非正規雇用教員の実態と課題に関する研究

所属学会:日本教育学会、日本教育社会学会、日本特別活動学会、日本教師教育学会、オセアニア教育学会


栗林 真由美(くりばやし まゆみ)

某クラウド事業会社勤務。 第一子育休中に「子どもがいても思いっきり働く準備期間」とテーマを掲げ、「育休プチMBA勉強会立ち上げ」「ママボノ」「自由大学」などに奔走。 日経DUAL、東京FM、複数のWEBメディアに取り上げられる。 復帰後、社内で時短勤務として初めて昇格。 第二子の育休中に「なんとなく育休をなくしたい」想いから2018年8月末に「育休コミュニティ MIRAIS」を立ち上げ。延べ720名以上が参加。 復帰後、本業の傍ら、MIRAISを主宰。2度目の昇格。 2021年4月より、倍率4倍・満員御礼の3ヶ月で子どもがいるからこそ理想のキャリアを築くワーママ向けのアカデミーを開講中。