【活動レポート】\ピープル社× MIRAIS 新企画 第1回商品化プロジェクトが始動しました!/

『ぽぽちゃん』や『やりたい放題』で知られる知育玩具メーカー ピープル(株)(以下ピープル)と、MIRAISの新規事業チームで新しいコラボプロジェクトが立ち上がりました!


これまでMIRAISでは4期から6期にかけて、ピープル主催のIkukyu Innovation’sプロジェクト募集説明会を兼ねた商品企画フレームワークの体験会を実施してきました。


6期では、7月7日(水)実施の商品企画フレームワーク体験会(活動レポート:

)に加え、ピープルとしては初の試みである、「デザイン思考」のトライアンドエラーを実体験できる「商品化プロジェクト」が発足!


MIRAIS6期メンバーよりプロジェクトチーム(6名)が編成され、ピープルの前任チームであるkukyu Innovation’s 0期で出たアイディアの種をブラッシュアップし、商品仕様の決定までをゴールとして活動してきました。


具体的には、Ikukyu Innovation’s 0期で着想のあった「リモートワークやオンライン活動中に役立つおもちゃ」をテーマに上げ、オンライン活動が主体のMIRAISメンバーならではの視点でアイディアを具体化していくことで、よりユニークなおもちゃへ磨かれていったのです!


【プロジェクト概要】

■事前説明会

2021年06 月25日(金) 13:00~14:00


■プロジェクトメンバー募集期間

2021年6月26日(土)〜2021年7月2日(金)


■商品化プロジェクト概要

プロジェクト期間 : 7月中旬〜9月下旬

テーマ      : リモートワークやオンライン活動中に役立つおもちゃ

主な活動内容   : 月1回程度のピープルとのミーティング、

           月2回程度のMIRAIS内チームミーティング、

           自宅でのおもちゃ使用実験、アンケート作成、分析等。


■ピープル社内プレゼンテーション

日時:2021年9月16日(木)13:00〜15:00

会場:オンライン(Zoom)


【プロジェクト主催】

ピープル株式会社


商品化プロジェクトチームは、


<グループ内でアイディアを出し→各自宅でサンプルを作成し自身の子供に試してみたり、他社調査やMIRAISメンバー内でアンケートを実施したりして情報を集める→結果を持ち寄りアイディアシートに落とし込む>


といったサイクルを繰り返しながら、アイディアのブラッシュアップを重ねました。


月1回のピープルとの打ち合わせでは、ピープル社員と一緒にアイディア出しを重ね、アドバイスをいただきながら課題の深掘りを繰り返すことで、おもちゃのアイディアを実体化していきました。


この課題探索とアイディア化の行ったり来たりがまさにデザイン思考の商品開発。

当初、「リモートワークやオンライン活動中に役立つ」というテーマからスタートしたものの、復職したママの気持ちや「インサイト」※を探っていくうちに、


・「リモートワーク中の時間」でも「仕事から帰宅した後の家事時間」でも、必要なものは「子供が一定時間集中して遊んでいられるおもちゃ」で共通していること

・子供に一定時間遊んで欲しいのは、特に保育園帰宅後から寝かしつけまでの流れをスムーズにしたいから

・どの家庭でも保育園帰宅後から寝かしつけまでの流れはルーティン化されているが、悩みを抱えている(効率化できるかは子供次第!)


といった「内なるニーズ」が顕在化。


そこから、「保育園から帰ってきて~寝るまでのルーティン」にフォーカスし、効率化が叶うおもちゃを考察することに!


※「インサイト」とは、自身の顧客の顕在化されていない「内なるニーズ」のことであり、対話を通じて見つけていきます。結果、自分でも気づかなかった「欲求」を発見出来ることもあります。


約2ヶ月に渡る検討を経て、9月16日のピープル社内プレゼンテーションでは、

#1歳から始めるナイトルーティーン

をコンセプトに、

帰宅後から寝るまでのルーティンを効率化できる数々のアイディアが詰まったおもちゃが提案されました。


発表前のMIRASメンバーへのアンケートで、上記のようなおもちゃが欲しいと回答したメンバーは、なんと70%以上!


リモートワークを行うママだけではなく、復職後のママ全員に寄り添うおもちゃのアイディアが出されました!!


参加したプロジェクトメンバーからは、

・デザイン思考を用いた商品開発の過程に興味があったので、プロジェクトを通じて経験できて勉強になった。

・商品のテーマが行ったり来たりしてアイディアが中々具体化しない時は不安もあったが、楽しかった。

といった感想が寄せられ、商品開発のアイディア出しから具体化までのプロセスを育休中に経験できる貴重な機会となりました。


<Zoom写真ープロジェクトの打ち合わせ風景>