【活動レポート】「ゴードンメソッド」という子育て法を通じて、笑顔で子育てできるヒントを学ぶ
ゴードンメソッド、ご存じですか?
アメリカ発祥の心理学をベースにした子育て法で、子どもの自立をうながすコミュニケーション方法です。
参加者はなんと約100人!!MIRAISメンバーの子育てへの関心度の高さが分かります。
【ゲスト】
・島谷留美(しまやるみ)さん
・親子カウンセラー兼セミナー講師
・学級崩壊主犯者一員のやんちゃ3人男子の子育てに毎日イライラし、落ち込み、家事・子育てに自信がなくなるも、「ゴードンメソッド」に出会い、13年間実践されました。現在21歳になった3つ子は「俺この家の子でよかった。なんでも話せるもんね」と笑顔で話すとのこと。
・ブログ:https://profile.ameba.jp/ameba/rumishimaya
第1回は「子どもが自立し、親が楽になるコミュニケーション術!」というタイトルで開催。
講義とワークショップ形式で、「聞く」スキルに焦点を当てて学びました。
イベント当日、シンプルな問いから始まりました。
子どもが「Aちゃんにオモチャ取られちゃった」と駆け寄ってきました。
あなたならどう答えますか?
参加者からは、
「違うおもちゃで遊んだら?」
「そんなことで泣かないの」
…などの回答がでました。
その後、その言葉を言われた子どもがどのような気持ちになるか、ロールプレイを実施しました。
「私のいうこと真剣に聞いてくれないんだ」
「ただ、気持ちを受け止めて欲しかっただけなのに…」
など、子どもの気持ちを体験することができました。
後半は、ゲスト島谷さんの実体験も交えながら、親子でどのようにコミュニケーションをとると良いのか詳しくお話しいただきました。
終了後、参加メンバーからは、
・自分で考えられる子になってほしいので、子どもが困ったサインをみつけたらコミュニケーションをブロックする12の型を折に触れて思い出したいです。
・12の型、全く悪気なく毎日使っていました。ロールプレイを見て、それを言われた側がどんな気持ちになるかわかり驚愕しました。
・主人相手にロールプレイし、主人とも共有しました。翌朝、ひたすら主人が子どもに実践をしていてとても嬉しそうな子どもたちでした。
・大切なのは気持ちを切り替えるのではなく、汲み取ることだったとわかりました。
といった感想が聞かれ、大満足でワークショップを終えることができました。
第2回は「復職後も子どもにイライラせずに、笑顔で過ごしたい! を叶えるコミュニケーン術」と題して、「伝える」スキルに注目し、どうしたら自分の思いを相手(子ども)にうまく伝えられるのかを学びました。
この写真のような状況で掃除機をかけたい時、何と声をかけますか?
・主観を入れず事実を伝えること
・子どもの行動で、困っていることや気持ちを伝えること
この点を意識すると、子どもが自然と行動を変えていくことがあります。
親も我慢せずに自己表現していくことで、親子双方で不満をためず、より親密な親子関係にしていくことができます。
学んだスキルを使うと、普段よりも自分の思いが相手に伝わったような感覚があり、終了後、参加メンバーからは、
・はじめに“事実は何だろう”と考えることで一旦冷静になれます。
・相手に、どうしてほしいかとその理由を的確に伝えることができると感じました。
・つい感情的になり命令系で伝えてしまっていましたが、このスキルを使うと命令する必要が無くなりました。相手に私の思いが伝わったのか、以前よりも動いてくれるようになりました。
といった感想がありました。
1回目2回目ともに、目から鱗の連続!終了後は、書籍を購入して学んだり、講座を受けたいという声も上がるなど、MIRASメンバーの学ぶ意欲を大いに刺激する内容でした。
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