【活動レポート】子育ての中に溶け込むソーシャルグッドを集めよう!MIRAISソーシャルグッド月間~後編~

MIRAISでは、2020年1月30日から2月29日までの1ヶ月間をソーシャルグッド月間と題して、「子育ての中に溶け込むソーシャルグッド」な情報を共有したり、実践する取り組みを行いました。


本取り組みは、社会との繋がりに目を向ける機会を増やしたい。

多様なバックグラウンドを持つMIRAISメンバーの知識や経験を共有し、“今まで知らなかったソーシャルグッドな選択肢”に出会う機会を増やしたい、という想いから始まりました。

メンバーからの知識や経験談を募集するとともに、4回のオンラインイベントを実施。

部活やチームでもソーシャルグッドを意識した企画や話し合いが行われました。


今回は、その概要を前編と後編に分けてご紹介いたします。

今回は後編、オンラインイベントvol.4と部活やチームの取り組みを紹介します。


オンラインイベントVol.4 ”ソーシャルグッド✕FOOD ~身近な食から考えよう~

第4回では、Slow Food Nippon(https://www.slowfood-nippon.jp/)の代表理事である”渡辺めぐみさん”と”ファシリテーター”の熊倉聖子さん”に特別にご登場頂きました!


「食」は、気候変動や海洋資源問題、文化の喪失など、様々な問題に関わるとても重要なテーマ。日本では、米の生産量と同じくらい食品ロスが発生しており、その半分は家庭から出ているという事実。

思わず、冷蔵庫の奥で眠る食品が頭をよぎりました。

「食卓をトラックバックする」ワークでは、普段食べている食材がどこから来たのかじっくり考え、分からないものの多さや選択の難しさを実感。

生産者と繋がり、知った人から購入する“友産友消”という考え方を知り、背景の分かる食材を大切に消費できるようになりたいという気持が溢れてきました。

<Let’s action -参考情報->

★食とそれを取り巻くシステムをより良くする草の根活動 

『Slow Food Nippon』 https://www.slowfood-nippon.jp/

★友だちが生産したものを、友だちで消費する”友産友消”ムーブメントhttps://www.tomotomo.site/about

 

各部活動、チームでの取り組み


スッキリ片付け部:古書、古着、雑貨寄贈で応援する

一人ではなかなか進まない家の片付けを、お役立ち情報の共有や成果の報告など、助け合いながら進めているスッキリ片付け部。

家に眠っている不要なものを必要としている人へ届けたり、ワクチンやお金として届ける古書や古着等の寄付活動に取り組みました。

古書や古着等の寄付活動のグッドポイント!

 ● 誰かが使ってくれるなら手放しやすくなる。

 ● 寄附だと「もっとないかな?」と積極的に断捨離が進む。

 ● お金の寄附よりハードルが下がって無理なくできる。

「この先着るか迷っていた服を思い切って手放し、クローゼットがスッキリ☆

気持ちよく新しいアイテムを探せそう!」と復職にむけた弾みにもなりました。

<Let’s action -参考情報->

★実際にメンバーが利用したサービス

古着deワクチン  https://furugidevaccine.etsl.jp/about/

charibon(チャリボン)  https://www.charibon.jp/


真剣子育て世代しゃべり場部:子育て世代で語るジェンダー教育・障がい者理解

人前で話す練習や傾聴する練習をしたり、気になるトピックをみんなで話し合う、真剣子育て世代しゃべり場部。

ジェンダー教育・障がい者理解について、子どもたちのために親として出来ることを考え意見交換しました。

ジェンダー教育・障がい者理解トークのグッドポイント!

 ● 事前に色々調べるのではなく、自分が経験したり知っている範囲のことを話し合うだけでも、新たな気づきが生まれる!誰とでも始められると気づけた。

 ● 世の中には色々な状況の人がいる。

「よく知らない→どうしていいか分からない→心理的に避ける」のではなく、「知らないからどうしていいか教えて」と声を掛けられける優しい世の中にしたい!という気持ちを共有できた。


図書委員:育休中のおススメ本を紹介

毎月オンライン読書会を開催し、定期的におススメの本情報を発信してくれる図書委員。

図書委員活動のグッドポイント!

 ● オンラインで読書会を開催し、忙しい子育て中でも、本を読むきっかけを作る。

 ● 毎月、自分の関心の外にあった新たなテーマに興味を持つきっかけを得られる。

 ● 仲間と感想をシェアすることで考えを深めたり、気づきを得ることができる!

読書を進めるコツは、

何か1冊、読みたい本と目標期間を決めてみる。

読んだ本について身近な人に話してみる。

育休中に読書のきっかけを作りたいと思ったら、、MIRAISへの参加もお待ちしています(^^)

<Let’s action -参考情報->

★おススメ本一例

 『幸せになる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教えII』 岸見 一郎 (著), 古賀 史健 (著)

『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』 ハンス・ロスリング (著)

詳しくは、図書委員の活動レポートにて!

https://ikukyu-community.amebaownd.com/posts/7963572?categoryIds=1541013


他にも、子育ての中に溶け込むソーシャルグッドとして、地域の多世代交流イベントにボランティアとして親子参加した経験の共有や、台所でできる使い捨てラップの代わりのシリコンラップの利用事例、日本に住む外国人ママをサポートするスーパーマーケットツアーをやりたいなどの意見も集まりました。


社会問題というと壮大過ぎるけれど、身近なところから”知る”を繋げていくと、自ずと自分事して捉えられるようになる。できることがある。と気づく貴重な機会になりました。


月間は終了しましたが、この機会に感じたこと、実践したいと思ったことを今後も続け、メンバー1人1人が撒いた種を大事に育んで行けたらと思います!