【活動レポート】「夫婦共同ワークのシェア会」 パートナーとの違いを認識する ~家族のキャリア戦略を考える第一歩~

こんにちは。初めてレポートを担当します、りんりんです。
今回は、「夫婦共同ワークのシェア会」というイベントについてレポートさせて頂きます。

突然ですが、皆さんは日々の生活で、パートナーとの小さな考え方の違いからくるイライラを感じることはありませんか?

私はよくあります。とりわけ子供が生まれた後は、互いに余裕がなくなったためか、ちょっとしたことが導火線となり、炎上することも多々。

すれ違いが増えた夫婦関係に戸惑いや怒りを感じる一方で、家族経営のことや子供への影響を考えた際に、

「このままではいけない」

「どうにかしなければ」

とも切実に考えていました。


そんな時に、MIRAISの主宰者まゆみんから、

「今度夫婦関係に関するワークとシェア会を実施します。夫婦間での会話がただ業務連絡みたいにならないように、パートナーと一緒にワークをして考えていただくものです。」という知らせが。

告知を聞いた瞬間
「まさに今の自分たちに必要だ!」
と思い、参加を楽しみにしていました。



 ■「家族のキャリア戦略を考える」とは


今回はファミリーキャリアコンサルタントの藤川理絵さんを講師に迎えたイベントです。


藤川理絵さん


藤川さんはこれまで、ライフスタイル系媒体の編集や広告制作に携わられ、

お子様をご出産後、2015年より

「働き方改革」「テクノロジーによる働き方の変容」をテーマに取材・執筆。2018年より「家族のキャリア戦略会議」を提唱しています。

「家族のキャリア戦略会議」とは、家庭を戦略的に人生を歩むためのプラットフォームと定義し、各家庭のありたい姿を家族みんなで話し合うことであると、藤川さんは説明。

夫婦がお互いのキャリアを長期的かつ互恵的に捉えて、尊重し合い、家族としてのキャリアについて日常的に話し合うことは、子どものキャリア教育にもポジティブな影響が期待できます。


また、育休期間中は、職場や仕事から比較的長期間離れることができます。

立ち止まってこれまでのキャリアを見つめなおしたり、これからのキャリアを考えるための、まとまった時間を持てる貴重な期間です。


この育休期間中に育休を取得する側が家族のエンジンとなって、家族としてのキャリア戦略を考えていくことが推奨されています。

キャリアとは、「轍(わだち)」という意味だそう。

仕事だけではなく、親や配偶者としても、どういう自分でありたいか、どういう家庭を築きたいか、夫婦でお互いの想いを話し合うことで、復職後、家族の会話の「業務連絡化」を回避することにも繋がるそうです。

当日使用した資料の一部



■シェア会に先立った事前ワークと事前ワークを終えた感想


イベントに先立ち、事前ワークが3つありました。


①パートナーと、各自これまでの人生を振り返って、上り調子だった時や下がり調子だった時を曲線で書き出し、その時その時の出来事をライフラインにまとめる

②各自が自分や相手の好きなこと、やりがいや達成感を感じること、苦しい・つらいこと、困難の乗り越え方、夫婦の違いに関して分析し、まとめる

③上記の2つのシートの内容をすり合わせて、議論した結果について、二人で②について再定義する

実際使用したワークシート



事前ワークを経て、私はこれまでなんとなく気付いた夫婦の違いが文字化され、更に違いが強調されたように思えて、重い気持ちになってしまいました。

シェア会で藤川さんのアドバイスや他の方のワークを聞いて、前向きになれるヒントに期待していました!


上:夫のライフラインvs下:私のライフライン 同じ人類と思えません。



■いよいよイベント本番!


当日は、藤川さんより「家族のキャリア戦略会議」に関する説明を受けた後、グループに分かれてそれぞれのワークを共有し、互いの気づきにコメントをしたりしました。

そして最後にグループワークの感想も踏まえた気づきを共有しました。



みなさんとっても真剣に聞き入っています!



グループワークでは、それぞれの夫婦のワーク内容を紹介してもらい、それに対して藤川さんや他メンバーが真摯にフィードバックを行いました。

どの夫婦も個性が豊かですが、それぞれパートナーとの価値観の相違に多かれ少なかれ悩んでいる様子がわかりました。


例えば、片方は戦略的に人生のあり方、キャリアの作り方を考えたいのに、パートナーはそもそもキャリアを考える必要性すら感じていない、あるいは、楽しさを感じるポイント、やりがいを感じる瞬間がぜんぜん違う、他にも、子育てのための情報収集(保育園申請等)に対する問題意識と姿勢に圧倒的な差があるといった深いものから、

子どもに塗る薬の順番に対するこだわりが違うといった小さな違いまで、悩みの話題は人それぞれでもあり、時間が足りなくなるくらい話が尽きませんでした。


私はそんな話を聞いているだけで心が少しだけ楽になりました。

当日メンバーにも伝えたのですが、「やっぱり世の中の夫婦って、なぜか真逆の組み合わせが多いね。」と。

するとみんな笑いながら「だよね~不思議~。」と口を揃えます。

うちだけじゃないんだ、よかったよかった。そんな気付きだけでも気持ちが落ち着きました。


更に、もっと勉強になったことも多々有りました。

グループワークや、全体の気づきの共有で出ていた印象的な言葉をいくつかご紹介します。

・互いに違うけど、うちはあんまりそれを押し付けることはないかな。(だから苦しくない。)

・ワークを通じて、相手の心底好きなことがわかった。そしてそれは間違っていないし、自分と同じようになってほしいというのは違うんだな。

・キャリアの中で、仕事はあくまでも手段であると気づけた。それに正解はない。価値観を押し付けちゃいけないと気付いた。

・夫婦って、全然違うから一緒にいるんでしょとパートナーと話しています。家族の中の「普通」を作ろうよと。

・夫婦の間でも正論は相手を苦しめる。伝え方を工夫できるように頑張る。

・夫婦には違いがあるからこそ、補完し合えるものと気づけた。小さな日常の家事から心がけられそう。

みんな真剣に相手にコメントを述べています。新しい発見がたくさん!



■イベントを終えた感想と今後の心がけ


最初は、私自身、夫との違いをワークによって更に突きつけられたために、とてもどんよりした気持ちで参加していましたが、うちに限らず、どこも真逆の組み合わせの夫婦が多いんだなと気付いただけでも、とても救われた気持ちでした。

今回のワークやシェア会に参加して、私自身気付きを得られたり、今後心がけたいことを見つけることができました。


・パートナーに多くを求める、期待するということも、自分の価値観の押し付けかもしれない。パートナーの不得意分野に関しては多少割り切った方が自分も楽になるかもしれないし、夫婦関係が健全になるかも。

・違いに絶望するのではなく、なるべく補完し合えるポイントを見つけたり、褒め合えるといいかも。

・どうしても譲れない点、歩み寄ってほしい部分は伝え方、巻き込み方を工夫する。

・「~が普通じゃない?」と言いたくなる場合は、自分の価値観や世の中の常識を押し付けてしまっている状態で、思考停止している。家族経営のためには、パートナーと自分の違いを都度認識しつつ、「ではうちはどうしていこうか」と、「家族の普通」を作っていくことを、心がけた方が健全。


と、最もらしいことを書きましたが、どれも自分にも相手にも心の余裕がない場合には実行するのが難しいものばかり。

上記を心がけながら、もう少し自分の余裕を持たせたいなとも思いました。

ということで、アイスを食べながら書いたレポートをここで終わりとさせていただきます。

「アイスは自分の余裕=健全な家族経営に繋がる重要なインプット」という偉大な結論にたどり着けて、

私個人としては大満足でした。

イベント最後に記念撮影!みんな晴れ晴れした笑顔!

育休コミュニティ「MIRAIS」

「なんとなく育休」をなくそう。 2018年9月より活動する、産・育休中メンバー主体のオンラインコミュニティ。 私たちと一緒に有意義な育休を過ごしませんか?