12期の「セルフラベル発掘!ワークショップ」を開催しました!

MIRAIS1期から実施している伝統のセルフラベル発掘ワークショップを開催しました。

今期は復職者も参加しやすいよう、初めて夜回開催も実施しました。

※セルフラベルとは

自分自身(価値観、強み)を一言で表すキャッチフレーズです。セルフラベルを作成することで、自分自身に自信を持てたり、本当にありたい自分を見つけることができます。


🔶開催概要🔶

■開催日時

【昼回(産育休者向け)】

Day1 2024/7/11(木) 10:00~12:30

Day2 2024/7/18(木) 10:00~12:30

【夜回(復職者向け)】

Day1 2024/7/10(水) 22:00~23:00

Day2 2024/7/12(金) 22:00~23:00

Day3 2024/7/19(金) 22:00~23:00

■会場

オンライン(Zoom)

■参加人数

30名強

■ワークショップ主催

MIRAIS12期セルフラベル・ノートPJ

■内容詳細

Work1価値観キーワードの発見【過去】

Work2価値観キーワードの発見【未来】

Work3強みキーワードの発見

Work4仮セルフラベルの作成

Work5セルフラベル完成&アクションプラン作成


 セルフラベルワークショップは私がMIRAIS加入を決めた一因でした。私もセルフラベルができたら少しは自分に自信が持てるようになれるかな?というワクワクを持って臨んだワークですが、期待以上のものでした。セルフラベルを携えた自分は、以前よりも背筋が伸びて、視線があがっている気がします。

 セルフラベルを作成するにあたっては、自分自身のことを探索し、言語化する作業が必要です。まずは、個人で行う事前ワークから自分と向き合う時間が始まりました。「自分には誇れる経験や強みなんてないよ…」と悩みながらも、なんとか個人ワークを終えると、いよいよ仲間たちとのセルフラベル作りのスタートです。

 Work1では過去の充実感を感じた経験から自分の価値観を浮き彫りにします。ペアの「どうしてそう思ったの?」「これが大事なんだね!」というフィードバックを受けながら、自分の言葉で経験を語ります。ペアの質問によって、まだ言語化されていなかったぼんやりした価値観、気づいてもいなかった価値観が浮かび上がってきました。違う価値観を持つもの同士だからこそ生まれる化学反応であり、ペアワークならではの収穫でした。

 Work2では5年後の未来について、WorkとLifeの両面から、何の制限もかけずに想像します。現実の環境や実現可能性を考えなくていいことは、楽しくもあり、難しくもありました。しかし、話すにつれて、Work1で語った価値観がリンクして、在りたい自分についてのイメージが固まってきました。

 Work3では外部の自己診断ツールを用いて、自分の強みについて考察します。資質から強みを発揮したエピソード、強みを発揮できそうな場面を考えるのですが、「この強みがあるよ!」と強みがあること前提で自分を振り返るので、新鮮な経験でした。自分ではマイナスだと思っていたことも、ペアから視点を変えたポジティブな言葉をもらえたことで、自分では気づいていなかった強みに出会うことができました。

 そして、再び個人で事前ワークを行います。Work1~3で語った内容から5つのキーワードを抽出し、仮セルフラベルを作成するのです。Work1~3からWork4~5までの1週間、お風呂の中や寝る前にふと「こんな言葉はどうかな?」「しっくりこない…」とぐるぐる自分について考える日々が続きました。

 Work4、5ではWork1~3のペア2組の計4名でチームを組みます。Work4では、仮セルフラベルと込めた思いを発表し、他のメンバーからフィードバックをもらいます。今までのペアからは前回の内容を踏まえた意見をもらえ、他の2名からは新しい視点での問いかけがもらえます。改めて自分で声に出して伝えることで、「やっぱり自分はこう思っているのか!」と確信を得られ、「もしかして本当はこういう気持ちの方が強いのかも…」と発見もありました。これまでかなり長い時間自分について考えていたにも関わらず、新しい発見があるとは…本当に濃いワークです。他のメンバーもお互いのセルフラベルについて真剣に悩んでいるのが伝わるので、沈黙も心地よく、頼もしい仲間たちと充実した時間を過ごすことができました。

 Work5ではいよいよセルフラベルと今後のアクションプランを宣言します。できあがったセルフラベルは、自分だけのものではなく皆で作り上げたものと感じられ、他のメンバーのセルフラベルもとても愛しく思えました。

 こうしてできたセルフラベルは、私にとって、落ち込んで自信を失ったときに見返すと、再び前を向けそうなお守りのような存在になりました。セルフラベルそのものだけではなく、他のメンバーからかけてもらった温かい励まし、思いを書きなぐったメモたちも大切にとっておきたい宝物となりました。これからセルフラベルを携えた自分が、セルフラベルに勇気をもらいながら、どんな未来を描くのか楽しみです。


■当日集合写真