\『育休のリアル~seize the day~』Amazonにて待望の一般販売開始!/

育休コミュニティ「MIRAIS(ミライズ)(以下MIRAIS)」は6月15日より、育休者に向けた初書籍『育休のリアル~seize the day~』をAmazonにて販売開始いたします。

本書では、産育休取得前の漠然とした不安や、育休者が抱える孤独感を少しでも和らげる事を目的とし、130人に渡る経験者達の実体験が編集されています。

多くの体験談が写真付きで紹介されている為、産後間もない育休者にも軽負担で読み進める事ができ、育休中に誰もが遭遇するであろうリアルな体験から共感や課題を感じてもらえる内容です。全編を通して現役の育休者22名が編集を担当。日々忙しく過ごす彼女達が授乳や家事の合間をぬってでも伝えたかった経験談を一冊に詰め込みました。

なお、本書は2020年11月にクラウドファンディングで530冊の初版を達成していますが、購入者やその他の多くの反響を経て、1人でも多くの育休者に手に取ってもらえるよう、Amazonでの増版が決定しました。


育休者の孤立した現状

一般的にお祝いごとといわれている妊娠と出産。その後に続く「育休」は、「赤ちゃんとゆったり過ごす時間」「しばし仕事を離れて子育てに専念できる時間」とポジティブにイメージされがちです。しかし、約8割の育休取得者が「育休のイメージが予想と違っていた」と回答し、現実と予想にギャップが生じています。(※1)

また、新型コロナウイルスの影響による外出自粛が続くなかで、出産後1年未満の母親2132人のうち、「産後うつ」の可能性がある人が約24%。その約3分の2が、自身が精神的に危険な状態にあると認識できておらず、気づかないまま症状が深刻化するリスクがあることがわかりました。(※2) 

一方で、幼児の母親の約8割が新型コロナウイルス流行前より「人とのつながり」を大切にしたいと考えており、子育てを通じて人とのつながりがある人とない人を比較すると、約28%も子育てに楽しみを感じ、約16%悲しみが少ないこともわかっています。(※3)


一般販売に至った経緯

本書は2020年11月にREADY FORで行ったクラウドファンディングによって、530冊の自費出版を初版として行いました。うち153冊を、育休者支援のために全国各地の任意団体へ無償で献本し、多くの反響をいただきました。その後、「本が欲しい」「どこへ行ったら手に入るのか」という声が聞かれるようになりました。 こうした背景をふまえ、MIRAISは、『育休のリアル』が「悩んでいる人の心に寄り添い、孤立や孤独をやわらげる存在になってほしい」との想いから、多くの人が手に取りやすいよう、単行本、および電子書籍で増版することになりました。


READY FOR「#育休のリアル 出版!育休の闇に灯をともし、育休取得者を応援!」

クラウドファンディングの支援者の方からのコメント

・色んな考え方や葛藤、不安を感じながら今の女性は働いていることを、生声として発信された勇気と行動に感動した(N.Kさん)

・写真が入っている分、感情がわかりやすく伝わってくる(S.Nさん)

・十人十色で、どれもかけがえのない人生の1ページであることが伝わってきた(K.Oさん)


こんな人に手にとってほしい! 

●これから育休を予定している人へ

 育休への漠然とした不安を和らげ、赤ちゃんがいる生活のイメージを持つ一つの材料として参考にしてもらいたい。

●現在育休を取得している人へ

 本書のエピソードの中から共感できるものを見つけてもらい心の栄養剤としてほしい。また自身の考えを別の切り口で考えるきっかけとしてほしい。

●育休を経験した人へ

 子育て初期の想いを振り返るアルバムとして、懐かしく手にとってもらいたい。

●企業の人事担当者や家族など育休取得者に関わる人へ

 本書をきっかけに、育休取得者が置かれた環境や感情への理解を深めてもらいたい。


<書籍概要>『育休のリアル~seize the day~』

出版予定日 

単行本・電子書籍/2021年6月15日

仕様 226ページ フルカラー ソフトカバーまたは電子書籍

価格 ソフトカバー版 3,850円(税込)

Amazon Kindle版 1,650円(税込)

内容  約130人の育休体験談、エピソードなど『育休のリアル』を伝える写真集

※本書は初版の書籍と、デザインなど一部異なる箇所がございます。ご了承下さい。

購入先 

ソフトカバー

<発起人紹介> 

山崎 尚子(なおちん)

ファミリーライフコーチ。MIRAIS 1,4,5期に所属。3回の育休の中で経験した、産後うつや自分の思考の癖をもとに、「育休中にしんどさを感じた時、1人で家にいてもすぐ手に取れ、ホッとできる言葉が見つかるような本があったらいい」と、育休コミュニティ「MIRAIS」で『育休のリアル』出版プロジェクトを立ち上げる。クラウドファンディングにより、今年2月に『育休のリアル~seize the day~』530冊を自費出版。現在は、「ありのままの自分で生きていく人を増やす」をミッションに、コーチングやカウンセリングサービスや講座、コーチ養成講座を提供している。3人の男子の母。元公立中学校教諭。


※1参照:育休コミュニティMIRAIS「育休経験者400名の実態調査 第1弾「8割の女性、出産前とのギャップに身体的・精神的負担と社会からの疎外感・孤立感」


※2参照:株式会社カラダノート「筑波大学人文社会系 松島みどり准教授に調査協力 全国を対象にコロナ禍における妊産婦の心身の変化を調査(第2回)」


※3参照:ベネッセ教育総合研究所「幼児・小学生の生活に対する新型コロナウイルス感染症の影響調査-2020 年 5 月実施-」